■プロフィール
氏 名:加藤 冬芽(読み:かとう とうか)
年 齢:19歳(物語のスタート時点)
出 身:愛知県
服 装:着物+タイトスカート
好きなもの:匂いの良いもの、歴史
嫌いなもの:他人の好みに口出しする人
■立ち絵
■人柄
自分の愛したものが世界の全て。
自分の好きを否定するものは受け入れない。
自分の知らない事を知っていたり、不得手なことが得意な人をリスペクトしている。
■表情ギャラリー
■ビギンズナイト※ネタバレを含みます
加藤冬芽は非常にモテた。
彼女を一言で評するなら美少女だ。
道を歩けば誰もが振り返り、街の知らない異性から声をかけられない日はなかった。
ある日、彼女はほんの出来心から2歳上の大学生と交際を始めた。
いつも優しくしてくれて、不安な時や悩んだ時に声をかけてくれた彼の事は信用していたし、容姿も悪くはなかったからだ。
そして何より他の人に感じた打算や駆け引きのような不快なものを感じなかったのが決め手であった。
付き合ってからすぐの週末、彼から夜のドライブに誘われた。
初めての交際であったため何の気も無しに二つ返事で
「いいよ。」
と言ってしまった。
言ってしまったのだ。
冷静に考えれば深夜に未成年を連れ回すなどおかしい事だとわかるものだが、恋人の言うことには何の疑いも持たないし、何より年頃の子は自分を大人だと思いがちだ。異常な状況も気にもしなかった。
彼女を乗せた車が止まったのは家からは5駅ほど離れた市の中心地…きらびやかな建物が並ぶ恋人たちの園だった。
「・・あ」
到着したときに冬芽の頭の中で何かが繋がった。
深く考えず、スルーしてきたグロテスクなリアル。
この人は幼い女性を○○○○から私に優しくしたし、相談に乗ってくれたんだ。
好きでもなんでもない━━と。
下心を感じなかったのも、彼の中で年下の女性をハメることは何度も繰り返した単純作業であって、感情の介在しないルーティンでしかなかったからだ。
許せない。
込み上げてきた感情は目の前の獣に向けられたものではなく、自分を大切にしなかった彼女自身への怒りだ。
うっすらと香るサボンの香り、街の明かり、全部嫌い。
なんでこんな場所に来てしまったのか。
「帰る」
そのあとは一心不乱に夜の街を抜け出して、走って、走った。
彼女はもう二度とあいまいな感情には流されない。
心から愛したもの以外必要ない。
誰かと共に歩む人生はない━━本当の愛がわかるまでは。













